高知と愛媛にまたがる3つのパワースポット――にこ渕、UFOライン、そして石鎚神社。
前回のにこ渕編に続き、今回は第2章。にこ渕の清流で心を癒やしたあと、天空の道UFOラインを走り抜け、最後に土小屋でひと息つくルートを体験してきました。次回は石鎚神社、そして最後には3つのスポットを総まとめした完全モデルコースもご紹介予定です。
にこ渕を出発、天空の道UFOラインへ
朝の光がにこ渕の滝壺を青く染め、澄んだ空気が心を整えてくれる――そんな場所を後にし、車は山道へ。目的地は**標高1300mを超える天空ロード「UFOライン(瓶ヶ森林道)」**です。

走り出して最初に驚いたのは、道中の変化。最初は深い森に囲まれ、視界はほとんど開けません。それが20分ほど走ると、一気に目の前が開け、稜線と空だけの世界が広がります。まるで雲の上を走っているような感覚。思わず車を停めてシャッターを切りました。

「UFOライン」の名前の由来と人気の理由
UFOラインの正式名称は「町道瓶ヶ森線」。けれど誰もが「UFOライン」と呼びます。その理由は諸説ありますが、有力なのは**「雄峰ライン(ゆうほうライン)」が転じてUFOラインになった説**。さらにかつてUFOの目撃情報があったことも話題となり、今のユニークな名前が定着しました。
人気のきっかけは2018年。菅田将暉さんと中条あやみさんが出演したTOYOTA「COROLLA SPORT」のCMでロケ地となり、SNSで一気に拡散。「どこにあるの?」「絶景すぎる」と話題を呼び、聖地巡礼的なスポットに。今では四国を代表するドライブルートとして全国のライダー・ドライバーが集まります。
実際に走ってみた感想:空と稜線だけの世界
ハンドルを握りながら何度も「これはすごい」と声に出してしまいました。道幅は狭くカーブも多いですが、走るたびに景色が変わり、特に晴れた日は石鎚山の雄大な姿や遠くの瀬戸内海まで望めることも。
朝は雲海が、昼は大パノラマが、夕方は黄金色に染まる稜線が迎えてくれます。今回は昼前の時間帯でしたが、光が山肌を照らし、写真を撮るにはベストなコンディションでした。

撮影のコツとおすすめスポット
午前中:逆光になりにくく、石鎚山方面の写真がきれいに撮れる 伊予富士付近:標高1540m地点は展望が開け、記念撮影におすすめ 秋~冬:空気が澄んで遠望が効き、瀬戸内海まで見渡せることも
ドローンやアクションカメラを持っている人は車載映像も人気。特に稜線に沿って走るシーンはまるで映画のワンカットのようです。
ドライブ前に知っておきたい注意点
道幅が狭い:離合ポイントが限られているため、見通しの悪いカーブは減速必須 トイレ・自販機は土小屋のみ:UFOライン区間にはないため事前準備が必要 冬期は通行止め:11月下旬〜4月中旬は積雪のため通行不可になることがあります
私は事前に天気と通行情報を調べてから出発しましたが、これが正解。山の天候は変わりやすく、急に霧が出ることもあるので要注意です。

土小屋で味わう山のランチ
稜線のドライブを満喫したあとは、標高1500mに位置する土小屋へ。ここにはモンベルフレンドショップがあり、登山客やドライバーが集まる休憩スポットになっています。


地元食材を使ったジビエカレーもメニューのひとつ。特別グルメというより、**「山の空気の中で食べる一皿」**としての魅力があります。稜線を走り切ったあとの温かいカレーは、体も心もじんわりと癒やしてくれました。

モデルコース:にこ渕→UFOライン→土小屋
今回のルートは半日あれば十分回れる行程です。まずは神秘的な滝壺・にこ渕で約30分。次に天空の道UFOラインを1時間ほどかけてゆっくりドライブ。そして最後に標高1500mの土小屋で40分ほど休憩。山のランチやコーヒーを楽しみながら、旅の疲れを癒やすことができます。この順番なら、絶景・自然・グルメのバランスが良い一日になります。
半日あれば十分回れるルートで、次回の石鎚神社観光にもスムーズにつながります。

まとめ:非日常を走り抜ける旅の前哨戦
にこ渕の清流から始まり、天空の道UFOライン、そして土小屋での休憩。
ただのドライブではなく、自然の雄大さと開放感を体で感じる体験でした。
次回はいよいよ石鎚神社編。山岳信仰の聖地として名高いこの地で、さらに深いスピリチュアルな旅が待っています。そして最後には3つのスポットをつなぐ完全モデルコース記事も公開予定。ぜひシリーズでお楽しみください。


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