大人のくだらない夢を叶える。ジャコウネコのフンコーヒー(コピ・ルアク)を飲んでみた話

「死ぬまでに一度はやってみたいこと」。

人それぞれいろいろあると思うけど、
僕の中にずっと引っかかっていたのが
ジャコウネコのフンコーヒーを飲むことだった。

名前は知っている。
世界一高価なコーヒーとも言われている。
でも、なぜかずっと手を出さずにいた。

理由は簡単で、
どこか胡散臭くて、
どこか笑われそうで、
そして少しだけ勇気が要ったからだ。

目次

高知の焙煎所には、なかった

僕は「カフェ山 高知ツーリング飯」として活動しているので、
できれば高知の焙煎所で出会いたかった。

県内のコーヒー屋さんを思い浮かべながら、
「どこかに置いてないかな」と探してみたけど、
結果としては見つからなかった。

まあ、そりゃそうだ。
高知で日常的に出すようなコーヒーじゃない。

ということで、
文明の利器に頼ることにした。

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Amazonで、ポチる

正直、
Amazonで「ジャコウネコ フン コーヒー」と検索する時、
一瞬だけ指が止まった。

「俺、何を買おうとしてるんだろう?」

でも、こういう“どうでもいい迷い”を越えた先に、
たいてい面白い体験がある。

ポチった瞬間、
夢はもう半分叶っていた。

届いた豆を見て、現実に戻る

届いた袋を開けて、
豆を手に取ってみる。

見た目は、ごく普通のコーヒー豆。
拍子抜けするほど普通だ。

「これが、あのフン経由のやつ?」

何度か袋を見返したけど、
やっぱり普通。

ここで気づく。
人は“物語”を飲んでいるんだな、と。

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挽いて、ドリップして、飲む

いつも通り、
豆を挽いて、
お湯を沸かして、
ハンドドリップ。

特別な作法は何もない。

そして、ひと口。

……。

フンの味、しない。

当たり前だけど、
なぜか少し安心した。

そもそもフンの味を知っているわけでもないのに、
勝手に構えていた自分がちょっとおかしい。

Screenshot

味の正直な感想

正直に言う。

めちゃくちゃ個性的かと言われると、
そうでもない。

苦味は控えめで、
角がなく、
全体的にまろやか。

「飲みやすいコーヒー」という表現が一番しっくりくる。

劇的に感動するタイプではないけど、
静かにおいしい。

たぶん、
ストーリーを知らずに飲んだら、
「いい豆だね」で終わると思う。

じゃあ、何がよかったのか

味以上に良かったのは、
ずっと気になっていたことに、ちゃんと区切りをつけられたこと

大人になると、
こういう“くだらない夢”は後回しになる。

仕事とか、家族とか、
理由はいくらでも作れる。

でも、
叶えてみたら分かる。

くだらない夢ほど、
後味がいい。

Screenshot

世界一高価じゃなくてもいい

コピ・ルアクは
「世界一高価なコーヒー」と言われることが多い。

でも、
高いから価値があるわけじゃない。

話のネタになる。
思い出になる。
「あの時、飲んだな」と思い出せる。

それだけで十分だ。

大人のくだらない夢は、意外と大事

このコーヒーを飲んで、
人生が変わるわけでもない。

でも、
一日の気分は確実に変わった。

「やりたかったことを、ちゃんとやった」

その事実が、
コーヒーより少しだけ温かかった。

まとめ

ジャコウネコのフンコーヒーは、

  • フンの味はしない
  • 普通においしい
  • 話のネタになる
  • 思い出として残る

そして何より、
大人のくだらない夢を一つ片付けられる

もし気になっているなら、
深く考えずに一度やってみてほしい。

めでたしめでたし☕️

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