高知の朝を彩る池公園オーガニックマーケットとは
高知市中心部から車で20分ほどの場所にある「池公園」。
毎週土曜日の朝9時から、この公園で開催されているのが 池公園オーガニックマーケット です。
2008年に始まり、日本で最初のオーガニックマーケットとして知られるこのイベントは、地元の農家さんやパン屋さん、コーヒー焙煎家、クラフト作家など、心を込めてものづくりをしている人たちが集う場所。
新鮮な野菜、天然酵母パン、自家焙煎コーヒー、ジャムやスイーツ、時にはクラフト雑貨まで並び、訪れる人に“やさしい朝時間”を届けてくれます。
観光客はもちろん、地元の人にとっても暮らしに欠かせない週末の風物詩となっています。

朝9時、活気に包まれる公園
池公園に着いたのは朝9時。
まだ少しひんやりした空気の中で、すでに多くの人でにぎわっていました。
テントがずらりと並び、店主とお客さんの会話、焼き立てパンの香り、コーヒーの湯気があちこちから立ちのぼる光景。
「ただの朝市」ではなく、暮らしや健康を大切にする人たちが自然と集まる小さなコミュニティのような雰囲気がここにはあります。


むかかのタンザニアコーヒー
まず足を止めたのは 「むかか」さんのコーヒースタンド。
この日はタンザニア産の豆をていねいにハンドドリップで淹れてくれました。
一杯ごとにゆっくりとお湯を注ぐ姿を眺めているだけで、心が落ち着いていきます。
口に含むと、やわらかな酸味と澄んだコク。
朝の身体をやさしく目覚めさせてくれる一杯でした。
「マーケットで飲むコーヒーって、どうしてこんなにおいしいんだろう」
そんな風に思わせてくれる特別な時間です。


木漏れ日庵の天然酵母パン
続いて訪れたのは 「木漏れ日庵」さんのパン屋台。
天然酵母を使ったパンはどれも個性豊かで、見ているだけでもワクワクします。
特に印象に残ったのは「インド式スパイシー野菜カレーパン」。
一般的なカレーパンと違い、豆やスパイスがしっかり効いていて、体にしみ込むような優しい味わい。
「こんなカレーパン食べたことない!」と驚かされる一品でした。
さらに、香ばしい「黒ごまチーズ天然酵母パン」、ほんのり甘い「カシューナッツミルクチョコ天然酵母パン」も購入。
シンプルだけど素材の魅力が引き立つパンは、マーケットの雰囲気にぴったりです。
持ち帰って家で温め直して食べると、また違ったおいしさが広がります。
こういう“二度楽しめる”のも天然酵母パンの魅力ですね。



マーケットに流れるやさしい空気
池公園オーガニックマーケットの魅力は、食べ物だけではありません。
店主さんとの会話を楽しんだり、常連さんと偶然会って立ち話をしたり。
そこには「売る人」と「買う人」という関係を超えた、人と人とのつながりが息づいています。
健康志向の人や小さな子どもを連れた家族、観光で訪れた人まで、誰もが自然に溶け込めるやわらかい空気。
都会の朝市とはまた違う、土佐らしいのんびりとした温もりを感じられます。



アクセスと開催情報
- 開催日:毎週土曜日
- 時間:朝9時〜14時ごろ(出店により異なる場合あり)
- 場所:池公園(高知県高知市池)
- アクセス:高知市中心部から車で約20分。土佐くろしお鉄道「のいち駅」から車で10分ほど。
駐車場も広く、観光途中にも立ち寄りやすいロケーションです。
※雨天でも開催されますが、天候によっては一部出店がお休みの場合があります。
まとめ|小さなぬくもりをくれる朝市
池公園オーガニックマーケットは、単なる買い物の場ではなく、暮らしをやさしく彩る場所。
むかかのタンザニアコーヒーに心を澄ませ、木漏れ日庵の天然酵母パンに驚かされる。
そのひとつひとつが、日常を少しだけ豊かにしてくれる「小さなぬくもり」です。
高知旅行の朝を過ごすなら、ぜひ池公園へ。
ここでしか味わえない、ゆったりとした時間と出会えます。

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