愛媛県今治市の住宅街に、ひっそりと佇む一軒のパン屋があります。
その名も「達川ベーカリー」。
派手な外観でも、SNS映えを狙ったお店でもない。
それなのに、なぜか人が集まり、長く愛され続けている。
今回、高知からのツーリング途中に立ち寄ってみて、
その理由が少しわかった気がしました。
この記事では、実際に訪れて感じた「達川ベーカリーの魅力」と「人気の理由」を、リアルな体験とともに紹介していきます。

■達川ベーカリーとは?創業80年の老舗パン屋
達川ベーカリーは、愛媛県今治市大正町にある老舗のパン屋です。
創業は戦後間もない頃と言われ、約80年近くこの地でパンを焼き続けています。
地元では知らない人がいないほどの存在で、親子三代、四代と通い続けている常連客も多いのが特徴。
いわゆる“観光客向けのお店”ではなく、
地域に根ざした「生活の一部」としてのパン屋です。

■基本情報(アクセス・営業時間)
- 店名:達川ベーカリー
- 住所:愛媛県今治市大正町2丁目3-14
- 営業時間:7:30〜15:00(売り切れ次第終了)
- 定休日:木曜・日曜・祝日
- アクセス:JR今治駅から徒歩約9分
- 支払い:現金のみ
※人気店のため、午前中の訪問がおすすめです。
■店内は昭和のまま。懐かしい対面販売スタイル
店内に入ると、まず目に入るのはショーケースに並ぶパンたち。
最近ではセルフ式が主流ですが、
ここでは昔ながらの対面販売スタイル。
店員さんに声をかけながら選ぶこの時間が、なんとも懐かしい。
そして印象的なのが、奥様の接客。
とにかく明るくて気さくで、初めて訪れたのにどこか安心感がある。
ただパンを買うだけじゃなく、
**「会話も含めて楽しむ場所」**という空気が流れています。

■実食レビュー|優しさがそのまま味になったパン
●カレーパン|家庭の味がする一品
今回一番印象に残ったのがカレーパン。
外はサクッと、中はしっとり。
そして中のカレーがとにかく優しい。
スパイスで攻めるタイプではなく、
まるで「お母さんが作るカレー」のような味。
どこか懐かしくて、食べていて安心する。
そんな不思議な魅力があります。


●クリームパン|素朴で飽きない
クリームパンも人気商品のひとつ。
甘すぎず、軽すぎず、
ちょうどいいバランスの優しい甘さ。
最近流行りの“濃厚系”とは違い、
毎日食べられる味に仕上がっています。


●食パン|地元に愛される理由がわかる味
食パンは予約が入るほどの人気商品。
実際に食べてみると、ふんわり柔らかく、
噛むほどに小麦の甘みが広がる。
派手さはないけど、
日常に寄り添う味という表現がしっくりきます。

■達川ベーカリーが愛される理由
実際に訪れて感じたのは、
このお店は「パンの味」だけで評価されているわけではないということ。
●① 人の温度がある
奥様の接客をはじめ、店全体にあたたかさがある。
それがパンの味にも表れているように感じました。
●② 変わらない安心感
80年近く続く中で、大きく変えないという選択。
これが信頼につながっています。
●③ 日常に寄り添う価格
多くのパンが100円台と非常にリーズナブル。
学生からお年寄りまで、誰でも気軽に立ち寄れる存在です。
■ツーリング飯としてもおすすめな理由
カフェ山としての視点でいうと、
達川ベーカリーは“ツーリング途中に立ち寄るスポット”としてもかなり優秀。
・軽く食べられる
・価格が手頃
・持ち帰りしやすい
・朝から営業している
特にしまなみ海道周辺を走るライダーには、
かなり相性の良いパン屋だと思います。

■まとめ|また帰りたくなるパン屋
達川ベーカリーは、
決して派手ではありません。
でも、ここには
**「また来たくなる理由」**がちゃんとある。
パンの味、接客、空気感。
そのすべてが合わさって、
ひとつの“思い出”になる場所でした。
もし今治を訪れることがあれば、
ぜひ一度立ち寄ってみてください。
きっと、帰り道にこう思うはずです。
「また来たいな」と。

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