高知の朝は“カオス”から始まる|土佐の日曜市で感じる300年のエネルギー

高知市の追手筋(おてすじ)に、毎週日曜日だけ現れる巨大なマーケット。
その名も「土佐の日曜市」。
高知の人なら誰もが知るこの青空市は、約300年以上の歴史を持つ“生きた市場”です。

通りの長さはおよそ1キロ。
そこに300軒近いお店がずらりと並び、朝7時を過ぎるころには、
まるで街そのものが動き出したような熱気に包まれます。


目次

「Welcome to the TOSA Jungle!」— カオスを楽しむ日曜市

今回の動画では、BGMに**Guns N’ Roses「Welcome to the Jungle」**を合わせて、
2倍速で撮影しました。
理由はシンプル――この市場のリズムが、まさに“ジャングル”だから。

焼き立てのいも天を片手に通りを歩けば、
「にいちゃん、ゆずジュースどうぞ〜!」
「冷やしあめ100円やき!」
「新鮮なサバあるで〜!」

と、あちこちから声が飛び交います。
地元の方も観光客も関係なし。誰もが笑顔で会話を楽しむ――
この無秩序さ、こそが“土佐の日曜市”の魅力なんです。


300年続く「生きてる市場」

土佐の日曜市が始まったのは江戸時代初期。
当時の高知藩が、市民の生活を支えるために開いたのが始まりと言われています。

野菜や果物はもちろん、魚、漬物、干物、花、刃物、骨董品、衣類までなんでも揃う。
まるで“昔の商店街”と“現代のフリーマーケット”が混ざったような独特の空間です。

面白いのは、出店している人たちのほとんどが“生産者本人”ということ。
つまり、「畑で採った人」や「漬けた人」や「削った人」が、
自分の手で直接販売しているんです。

それがこの市場に“人の温度”を与えている。
値段交渉をしても嫌な顔ひとつしない。
むしろ、「負けちょくで〜!」と笑ってくれる。
こういう空気感が、都会のマーケットにはなかなかない魅力です。


いも天・ゆずジュース・冷やしあめ|定番グルメを味わう

日曜市の名物といえば、やっぱりいも天(100円)
揚げたては外サクサク、中はホクホク。
香ばしい衣の甘みと芋の優しい味わいが、朝の空気にぴったり。

そしてもう一つの人気者がゆずジュース
高知県産のゆずをたっぷり使った甘酸っぱいドリンクは、
歩き疲れた身体にしみる爽やかさ。

さらに夏場は「冷やしあめ」もおすすめ。
昔ながらの味で、どこか懐かしい気分に浸れます。

観光で訪れた人はもちろん、地元の人たちも毎週通う理由がわかります。
それぞれに「お気に入りの店」や「いつものおばあちゃん」がいて、
そのやり取りこそが“日曜市の文化”なんです。


カオスの中にある“秩序”

一見するとごちゃごちゃして見えるこの市場も、
よく見るとちゃんと「エリア」があります。

果物や野菜のエリア、植木や花のエリア、
魚や加工品のエリア、骨董品や雑貨のエリア。

でも、それを知らずに歩くのもまた楽しい。
突然、道端に出現する金物屋さん、
通りの隅っこでゆずの皮をむくおばあちゃん。

その“予想外”こそが、日曜市の醍醐味。
まさに「Welcome to the TOSA Jungle!」です。


写真より“音”と“熱”を感じてほしい

今回はあえて、BGMに「Welcome to the Jungle」を選びました。
ギターリフの勢いと、通りの喧騒がシンクロする瞬間――
まるで音楽がこの市場の心臓の鼓動のように感じられました。

市場のカオスは、騒がしさではなく“生命力”。
行き交う声、笑い声、値切り交渉、揚げ物の音、
それら全部がリズムを刻んでいる。

映像では、あの独特の「熱気」と「距離の近さ」を感じてもらえると思います。


まとめ:日曜の朝は、ちょっと混沌(カオス)でいい

整然としたスーパーより、ちょっと騒がしい市場が好き。
そんな人には、土佐の日曜市は最高の遊び場です。

買い物目的じゃなくてもOK。
通りを歩くだけで、人の優しさや土地の息づかいが感じられる。
そして気づけば、手にはいも天と笑顔。

高知の朝は、ここから始まります。


📍所在地
高知県高知市追手筋一帯(高知城のすぐ東側)
🕖 開催時間:毎週日曜日 早朝〜夕方(※店舗により異なります)

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