高知アイス売店|仁淀川を眺めながら食べる絶品ソフトクリーム【いの町】


仁淀川沿いに突然現れる、黒い建物の正体

高知県吾川郡いの町、国道194号線。

山の中を走りながら、ふと視界が開ける場所がある。 そこに突然、黒い外観の建物が現れる。

「高知アイス売店」。

ツーリング中に立ち寄ったのは、雨の日だった。 それでも駐車場には車が止まっていて、店内には人がいた。 雨の日でも、人を引き寄せる場所。 それが最初の印象だった。


店内に入った瞬間、景色に息を飲む

扉を開けると、すぐにわかる。

なぜここに人が集まるのか。

窓の向こうに、仁淀川が広がっている。 雨の日なのに、水が青い。 エメラルドグリーンとも言える色が、霧の中でぼんやりと光っていた。 「仁淀ブルー」と呼ばれる、日本屈指の清流。 その絶景が、席に座った瞬間から目の前に広がる。

アイスを食べる前から、すでに満たされる感覚があった。

カウンター席、テーブル席、どこに座っても川が見える。 雨音と川の流れる音が混ざって、静かで心地いい空間だった。


高知アイス売店とは?

「高知アイス売店」は、高知を代表するアイスブランド「高知アイス」の直売店だ。

高知アイスは、柚子・文旦・天日塩など高知産素材にこだわったアイスクリームを製造するメーカー。スーパーやお土産店でも見かけるが、ここいの町の売店は製造元が直接運営する直営店にあたる。

そのため、ここでしか食べられない限定メニューが存在する。 お土産用のカップアイスもほぼ全種類揃っており、その場で食べることも、まとめて買って帰ることもできる。

📍 店舗情報

  • 住所:高知県吾川郡いの町柳瀬上分807-1
  • 営業時間:平日 11:00〜17:00 / 土日祝 10:30〜17:00(L.O. 16:30)
  • 定休日:第2・第4月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、年末年始
  • 駐車場:無料あり

※天候や季節により営業時間が変わる場合がある。訪問前に公式Instagramのストーリーを確認するのがおすすめ。


実食レポート:フレンチソフトが、やばかった

今回注文したのは、人気No.1メニューの**「フレンチソフト」**。

注文を受けてから焼き上げる、熱々のフレンチトースト。 そこに、土佐ジロー卵を使った濃厚なソフトクリームが乗る。

見た目からして、ただものじゃない。

ザクッ。 外はしっかり焼けたフレンチトーストの食感。

ジュワッ。 中から卵液のコクが広がる。

ひんやり。 ソフトクリームの冷たさが追いかけてくる。

この温度差と食感の組み合わせが、一口で完結している。 甘さは強すぎず、素材の味がちゃんとわかる。

土佐ジローとは、高知県が誇る希少な地鶏のこと。 通常の鶏卵と比べて濃厚でコクがあり、その卵を贅沢に使ったソフトクリームは、口に入れた瞬間に違いがわかる。

嫁氏が一口食べて、黙った。 それが答えだった。


もう一品:土佐の素材が詰まったカップパフェ

もう一品頼んだのが、カップに入ったパフェスタイルのメニュー。

カップの側面には「Made in 土佐 高知アイス」のロゴ。 下層にはアイス、中層には高知産ベリーのソース、上にソフトクリーム。 フレンチトーストのかけらと、ミントが添えられている。

食べ進めるごとに層が変わって、最後まで飽きない。 ベリーの酸味がソフトの甘さを引き締めていて、全体のバランスがいい。

雨の日に、川を眺めながら食べるパフェ。 なんでもない組み合わせのようで、忘れられない時間になった。


ツーリングの休憩地点として、ここは最高だった

国道194号線は、高知市内から愛媛方面へ抜けるルート上にある。 山間部を走る道で、景色はいいが休憩できる場所は限られる。

その点で、高知アイス売店はツーリングの休憩地点として理想的だ。

  • 無料駐車場があり、バイクも止めやすい
  • 仁淀川の絶景を眺めながら座って休める
  • 甘いものでエネルギー補給ができる
  • お土産も買って帰れる

看板にはサイクリストも歓迎の表示があった。 四国一周を走るサイクリストが立ち寄る場所としても知られているようで、店内にもその雰囲気があった。


仁淀ブルーを「食べながら感じる」場所

仁淀川といえば、「仁淀ブルー」という言葉が有名だ。

国土交通省の水質調査で日本一に輝いたこともある清流で、光の当たり方によって青から緑へと色が変わる。 写真で見たことがある人も多いと思うが、実際に目の前で見ると、その透明感は別格だった。

高知アイス売店は、その仁淀川を窓越しに眺める最高の特等席だ。 アイスを食べながら、川を見ながら、雨音を聞きながら過ごす時間。

観光スポットとしての仁淀川ではなく、日常の延長線上でそこにある川として、ゆっくり向き合える場所だと思った。


まとめ

高知アイス売店は、「アイスを買う場所」ではなく「仁淀川とともにスイーツを味わう場所」だった。

景色、素材、味。 どれか一つが突出しているわけじゃなく、全部が重なって、ここでしか成立しない体験になっている。

雨の日でも、晴れの日でも。 ツーリングの途中でも、ドライブの休憩でも。

国道194号を走るなら、ここは寄らない理由がない。

それが、カフェ山のツーリング飯。


📍 高知アイス売店 / 高知県吾川郡いの町柳瀬上分807-1 🏍 アクセス:国道194号線沿い、仁淀川沿い

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