【高知・南国市】釣って、干して、焼く。料理長の手仕事が光る「キッチン葉月」の焼き魚定食|カフェ山のツーリング飯


■ 海の恵みを、ひと手間かけて。

高知県南国市の「キッチン葉月」。
国道から少し入った場所にある、地元の人に人気の食堂です。
お昼時には、常連さんやツーリング客が次々と訪れる――そんな温かみのある雰囲気。

この日いただいたのは「焼き魚定食(1000円)」。
メインの魚は、料理長自ら釣り上げたオオモンハタ
けれど、この魚、ただの“釣りたて”ではありません。
釣った魚をすぐに出すのではなく、
塩を振り、天日に干して、旨みをじっくり引き出した自家製の干物

魚の種類は日によって変わり、
アカハタ、レンコダイ、カサゴなど、その日の海の恵みが並びます。
つまり「今日の魚」は、その日の海と料理長の手にかかる一期一会の味。


■ 香ばしさと旨みが共存する、極上の一皿

運ばれてきた瞬間、焼き魚の香ばしい香りがふわっと広がります。
箸を入れると、身はプリッと弾力があり、
塩加減はまさに“職人の勘”といえる絶妙さ。
表面は香ばしく、中はしっとり――まさに干物の理想形です。

特筆すべきは、メインだけでなく小鉢の一つひとつまで料理長の手づくりであること。
ひと口食べるごとに「きちんと作られている」ことが伝わってきます。
家庭料理のようでありながら、どこか“プロの技”を感じる味わい。

このクオリティで1000円という価格は、
「ちょっと得した気分」になること間違いなしです。


■ 料理長は“海と台所をつなぐ人”

「キッチン葉月」の魅力は、料理そのものだけではありません。
何より印象的なのは、料理長の人柄。
気さくで笑顔がとても素敵な方で、
「この魚、今日は何の干物ですか?」と尋ねると、
まるで漁師のように、その日の海の話をしてくれます。

料理長は、自ら釣りに出て、魚をさばき、干物を仕込み、
お昼の食卓に並べるという“一貫生産スタイル”。
まさに「海とキッチンをつなぐ料理人」。
南国の食文化と職人の心意気を一皿に込めたような存在です。


■ 南国市に訪れたら、立ち寄りたい一軒

地元の方に愛される理由は、
気取らず、丁寧で、正直な味だから。

観光客にもおすすめですが、どちらかといえば「通いたくなる店」。
日替わりの魚、手づくりの小鉢、そして料理長の人柄。
どれもが心に残る「南国の昼ごはん」でした。


■ カフェ山のひとことレビュー

「釣って、干して、焼く」――この手間を惜しまない姿勢に惚れた。
味はもちろん、仕事に込めた誠実さが伝わる。
“海と人をつなぐ台所”、それがキッチン葉月。


■ 店舗情報

📍 高知県南国市
🍴 メニュー例:焼き魚定食(1000円)
🐟 魚の種類:オオモンハタ、アカハタ、レンコダイ、カサゴ など日替わり
🕓 営業時間:昼(詳細は公式SNSや店舗でご確認を)
💬 備考:駐車場あり

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