琴ヶ浜かっぱ市|芸西村の地場産直売所で宝探し【高知ツーリングスポット】


かっぱ市って何?

高知県安芸郡芸西村。

国道55号を走っていると、オレンジ色の大きなのぼりが目に入る。「かっぱ市」。

正式名称は「琴ヶ浜かっぱ市」。太平洋を望む琴ヶ浜海岸のすぐそばに立つ、地元農家や漁師が直接品物を持ち込む地場産品直売所だ。

観光向けの道の駅とはちょっと違う。地元の人が毎朝買いに来る、生活に根ざした直売所。それがかっぱ市の空気感だ。


名前の由来はカッパ伝説

「かっぱ市」という名前、気になった人も多いんじゃないだろうか。

その由来は、直売所のそばを流れる和食川(わじきがわ)に伝わるカッパ伝説にある。土佐ではカッパのことを「エンコウ」とも呼び、水神として古くから地域に親しまれてきた。

芸西村はいたるところでカッパのモニュメントに出会える「カッパの村」としても知られている。最寄りの土佐くろしお鉄道・和食駅には、やなせたかし氏デザインの「わじきカッパ君」の像も立っている。

直売所の外壁にも、手を振るカッパのモニュメントがでかでかと飾られていて、初めて訪れた人はまずそこで足が止まる。


入ってすぐ、目を疑った

正直に言う。

入ってすぐ、「これ、野菜?それとも生き物?」と思った。

理由はこれだ。

かぼちゃに、顔がついとる。

緑色のかぼちゃの表面に、つるが自然に形作ったような目と口。まるでキャラクターみたいな顔がついているかぼちゃが、何個も棚に並んでいた。

しかも一個ずつ表情が違う。ニヤニヤしとるやつ、ちょっと困った顔のやつ、どこか間の抜けた顔のやつ。

農家さんが育てながらキャラ設定までしちょったが、と思わず声が出た。この時点でもう、普通の直売所じゃないと確信した。


ゼブラ柄のなす、発見

かぼちゃの興奮が冷めないうちに、今度は隣の棚で目が止まった。

ゼブラ柄のなすだ。

白と紫の縞々模様。見た目が完全にオシャレ。野菜界のオシャレ番長と呼んでいい。

「縞むらさき」や「ゼブラナス」と呼ばれるこの品種、イタリア料理でよく使われる西洋なすの一種で、果肉が柔らかくアクが少ないのが特徴だ。焼いてもソテーしても美味しい。

気になって値段を見たら、驚くほど安い。道の駅やスーパーで見かけたら、おそらく倍の値段がついていてもおかしくない。

地場産直売所の価格設定、あらためてすごいと思った瞬間だった。

Screenshot

オカワカメ、100円のスーパーフード

そして極めつけがこれだった。

オカワカメ(雲南百薬)

棚の前に手書きのPOPが立っていて、でかでかと「スーパーフード」と書いてある。お店の看板が自ら言いよった。

オカワカメとは、ゆでると見た目や食感がワカメに似ることからこの名がついた植物。正式名称はアカザカズラ。ツルムラサキ科の多肉質な葉で、マグネシウム・カルシウム・亜鉛・葉酸・ビタミン・ミネラルを豊富に含む栄養優秀野菜だ。「雲南百薬」という別名も、その栄養価の高さからきている。

生で食べると青臭く苦みがあるが、塩ゆで20〜30秒でワカメのようにトゥルトゥルの食感になる。みそ汁の具、ポン酢あえ、おひたし、天ぷら、何にでも使える。

それが一袋100円。芸西村産、生産者の名前入り。

嫁氏に見せたら「それ食べたい」と即決だった。


店内の雰囲気

建物は木造の温かみある造り。高い天井に木組みの梁が通っていて、道の駅的な無機質さがない。

棚には地元農家が毎朝持ち込んだ野菜が並ぶ。ピーマン、きゅうり、トマト、ミニトマト、葉物野菜。季節によって顔ぶれが変わるのが直売所の醍醐味だ。

花卉栽培が盛んな芸西村らしく、切り花のコーナーも充実していた。ブルースターをはじめとする花が、スーパーでは考えられない価格で並んでいた。

加工品コーナーには、芸西村に江戸時代から伝わる製法で作られた希少な黒糖「白玉糖」も。お土産にするなら迷わずこれを選びたい。

支払いは現金のみ。入口に「お支払いは現金のみです」と貼り紙があったので、行く前に確認しておくといい。


ツーリングで立ち寄るなら

国道55号沿いというのが、ツーリングライダーには最高の立地だ。

高知市から東へ向かうルート、室戸岬を目指す道中、どちらにも自然に組み込める。道路から直接駐車場に入れて、バイクを停めやすい。

朝8時から開いているので、早朝ツーリングの補給ポイントとしても使える。カップパン(250円)や手作り惣菜を買って、歩いてすぐの琴ヶ浜海岸で太平洋を眺めながら食べる。それだけで完璧なツーリングの一コマになる。

人気商品は午前中に売り切れることが多いので、早めの時間帯が狙い目だ。


基本情報

名称: 琴ヶ浜かっぱ市(ことがはまかっぱいち) 住所: 高知県安芸郡芸西村和食甲452-1 営業時間: 8:00〜16:00 定休日: 12月31日〜1月4日 電話: 0887-33-2990 駐車場: 無料(約30〜50台) 支払い: 現金のみ

アクセス(バイク): 高知東部自動車道「芸西西IC」から約2分。国道55号沿い、オレンジののぼりが目印。


まとめ

かっぱ市は、ただ野菜を買う場所じゃない。

顔つきかぼちゃに驚き、ゼブラなすに目を奪われ、100円のスーパーフードに財布が動く。何に出会うかわからない、ちょっとした宝探しの場所だ。

芸西村に来たなら、琴ヶ浜の海と合わせてぜひ立ち寄ってほしい。

それが、カフェ山のツーリング飯。

Sonnet 4.6

Claude は AI のため、誤りを含む可能性があります。回答内容は必ずご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次