高知の夏を走っていると、海岸沿いや観光地でふと目に入る赤と白のパラソル。
その下で売られているのが、高知県民にはおなじみの「アイスクリン」です。
今回は高知海岸駐車場でアイスクリンを発見。
しかも、バニラ、メロン、イチゴ、チョコの4色盛り!
この日の高知海岸は波も高め。白い波が次々と押し寄せる太平洋を眺めながら、昔ながらのアイスクリンを食べてきました。
濃厚なアイスクリームとはひと味違う、シャリシャリとした食感とスッキリした甘さ。
「高知の夏は、これでいい。」
そんな気分になる、高知らしいひとときを紹介します。
高知の夏に現れる「アイスクリン」のパラソル
高知でアイスクリンと聞くと、商品そのものと同じくらい思い浮かぶのが、道路沿いや観光地に立つ赤と白のパラソルではないでしょうか。
高知県外から来た人には、
「こんなところでアイスを売ってるの?」
と、ちょっと不思議な光景に見えるかもしれません。
でも高知では、このパラソルも夏の風景のひとつ。
青い空、強い日差し、海岸線、そしてパラソル。
その組み合わせを見ると、思わずバイクや車を停めたくなります。
今回立ち寄ったのは高知海岸駐車場。
目の前には太平洋が広がっています。
そこにアイスクリンのパラソルを見つけたら……これは素通りできません。

そもそも「アイスクリン」とは?
見た目はアイスクリームによく似ていますが、食べてみるとかなり違います。
アイスクリンの大きな特徴は、シャリシャリ、サクサクとした軽い食感。
乳脂肪分の多い濃厚なアイスクリームに比べると後味が軽く、暑い日でも食べやすいのが魅力です。
口に入れると冷たさと一緒にスッキリとした甘さが広がり、スッと溶けていく。
アイスクリームとかき氷の中間を思わせるような、独特の食感です。
高知の強い日差しの下で食べると、この軽さが実にいい。
濃厚さを楽しむというより、暑い日に涼を楽しむ冷たいおやつという言葉がよく似合います。

今回は欲張って「4色アイスクリン」
今回注文したのは1種類ではありません。
せっかくなので、
バニラ、メロン、イチゴ、チョコの4色盛り!
容器からヘラですくい、ひとつ。
さらに、ふたつ。
みっつ。
そして、もうひとつ。
色の違うアイスクリンが重なっていくと、一気に華やかになります。
最近のスイーツのような緻密で豪華なデコレーションではありません。
それでも、この素朴な盛り付けがいい。
パラソルの下でヘラを使って盛ってもらうところから、すでにアイスクリンを食べる楽しみは始まっているような気がします。
完成した4色アイスクリンを持って海へ。
青い太平洋を背景にすると、これがまたよく映えます。

太平洋を眺めながら食べるアイスクリン
この日の高知海岸は、なかなかの波。
海岸には次々と白い波が押し寄せていました。
穏やかな海もいいですが、少し波が高い日の太平洋は迫力があります。
ザァーン。
ザァーン。
波の音を聞きながら、アイスクリンをひと口。
シャリシャリ。
うまい。
濃厚なアイスクリームとは違って、甘さが口の中に重く残りません。
スッキリとした甘さと冷たさが、高知の暑さによく合います。
そして何より、この日はロケーションが最高でした。
目の前には太平洋。
頭上には高知の青い空。
手には4色のアイスクリン。
特別に豪華なものがあるわけではありません。
でも、この場所で、この景色を見ながら食べることで、普通のアイスクリンがちょっと特別なものになります。

アイスクリンは高知の「食べる風景」なのかもしれない
高知にはカツオのたたきや鍋焼きラーメン、田舎寿司など、全国的にも知られるご当地グルメがたくさんあります。
その中でアイスクリンは、少し立ち位置が違うように感じます。
もちろん味も魅力ですが、アイスクリンには風景とセットになった記憶があります。
海岸沿いを走っていると見えてくるパラソル。
暑い日に立ち寄って食べる冷たいアイスクリン。
ヘラで盛り付けてもらう光景。
子どもの頃に食べた人なら、その景色まで思い出すかもしれません。
つまり高知のアイスクリンは、単なる冷たいデザートというより、
「高知の夏を食べるもの」
なのかもしれません。

高知ツーリングの休憩にもぴったり
高知の海岸線をバイクで走るなら、アイスクリンは休憩のお供にもぴったりです。
海を眺められる場所でバイクを停め、少し休憩。
そこにパラソルのアイスクリンがあれば最高です。
特に真夏のツーリングでは、強い日差しの中を走り続けることになります。
そんな時に食べる、冷たくてシャリシャリしたアイスクリン。
高価なスイーツでも、豪華なカフェでもありません。
でも旅の途中で偶然見つけて食べると、妙に記憶に残ります。
こういう小さな寄り道こそ、ツーリングの楽しさなのかもしれません。

波が高い日は迫力満点。ただし海には近づきすぎないように
今回のように波が高い日は、海岸から眺める太平洋も見応えがあります。
ただし、海の迫力が増している時ほど安全には注意したいところ。
高波やうねりがある日は、波打ち際や危険な場所には近づかず、安全な場所から海を楽しみましょう。
アイスクリンを食べながら駐車場など安全な場所から眺めるだけでも、十分に太平洋の迫力を感じられます。

高知海岸で見つけた「小さな夏」
今回食べた4色アイスクリン。
バニラ、メロン、イチゴ、チョコ。
どれもスッキリとした甘さで、シャリシャリとした独特の食感。
そして、その向こうには白波の立つ太平洋。
アイスクリンだけなら、数分で食べ終わってしまいます。
でも、
海岸沿いのパラソルを見つけて立ち寄る。
ヘラで盛ってもらう。
海を眺めながら食べる。
そこまで全部ひっくるめて、高知のアイスクリンなのだと思います。
有名観光地を巡るだけでは見つからない、こういう何気ない風景も高知の魅力。
高知を訪れた時、海岸沿いで赤と白のパラソルを見つけたら、ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
太平洋を眺めながら食べるシャリシャリのアイスクリン。
きっと、高知らしい夏の思い出になると思います。
高知の夏は、これでいい。
また、まっちゅうきね!


コメント