高知県黒潮町で、美味しいパン屋さんを探している方に紹介したいのが、入野にある「パンの店」です。外観は控えめですが、見た目だけで通り過ぎてしまうのはもったいない。地元で長く親しまれてきた、知る人ぞ知る美味しいお店でした。
今回、特に気に入ったのは食パン。しっとりもちもちの食感で、そのまま食べてもすごく美味しい。しかも、訪問時は一斤250円でした。手頃なクロワッサンや、店主さんのパン作りにまつわる話も含めて、実際に訪れて感じた魅力を紹介します。
黒潮町入野の「パンの店」は、飾らない店構えが目印
「パンの店」があるのは、高知県幡多郡黒潮町入野。入野海岸にほど近い場所にある、昔ながらのパン屋さんです。
お店の外には、黄色い看板に「焼きたてパン&ケーキ パンの店」の文字。すだれが掛かった店先には鉢植えもあり、気取らない雰囲気が漂っています。華やかな外観で目を引くお店というより、地域の暮らしになじんだ店構えです。
そして、店名はそのまま「パンの店」。何を売っているのか一目でわかり、一度聞いたら覚えやすい名前ですね。名前を付けた理由までは確認できませんでしたが、このわかりやすさも印象に残りました。
店内には、菓子パンや惣菜パンなどが並んでいます。一つずつ袋に入ったパン、手書きの値札、パンが並ぶトレー。どこか懐かしく、買い物の時間も楽しくなる空間でした。

しっとりもちもちの食パンが、一斤250円
今回のおすすめは、なんといっても食パンです。
食べてまず感じたのは、しっとりした口当たり。噛むともちもちしていて、すごく美味しい。「パンの店」の食パンは、そのままでも食感を楽しめるところが気に入りました。
食パンは、朝食や日々の食卓で繰り返し食べるもの。特別な日のごちそうとしてだけではなく、普段の朝に食べたいと思える美味しさには、また別の魅力があります。
訪問時の価格は一斤250円。美味しさに加え、この買いやすさもうれしいところです。毎日の食パンを選ぶときは、味だけでなく価格も気になりますよね。近所にあったら、きっと通いたくなると思いました。
家ではトーストにして、バターを塗って楽しみました。そのまま食べる楽しみも、焼いて朝食にする楽しみもある食パン。自分の好きな厚さや食べ方で味わえるのもいいですね。
なお、一斤250円は今回訪れた際の価格です。今後変更される可能性があるため、購入時は店頭で確認してください。

クロワッサンも手頃で、ほかのパンまで気になる
食パンとあわせて手に取ったのが、クロワッサンです。
こんがりとした焼き色に、幾重にも重なった生地の層。手に持つとなかなかの大きさがあり、見た目にも食欲をそそられます。こちらも手頃なお値段でした。
食パンを買うつもりで入っても、棚を見ているうちにほかのパンが気になってしまう。昔ながらのパン屋さんには、そんな楽しさがあります。
今回の写真にも、いろいろな形のパンが並んでいます。食べたもの以外の味までは紹介できませんが、次は何を選ぼうかと考える余地があるのも、また訪れたくなる理由です。
観光公式サイトでは、ブドウパン、カスタードクリームパン、あんぱんまんなども紹介されています。食パンを目当てに訪れる方も、店頭でその日の品ぞろえを見ながら選んでみてください。黒潮町観光公式サイト

「パンちゃん」と親しまれる店主さんのパン作り
「パンの店」は、40年以上にわたって地域で親しまれてきたお店です。地域の取材記事「うみべのくらし」によると、2022年3月20日に開業40周年を迎えたと紹介されています。
店主の田中誠二さんは、地元で「パンちゃん」の愛称で親しまれているそうです。パン屋を営んでいたご両親からパン作りを教わり、高知市内のパン屋でも学んだ後、ご自身のお店を開業されたといいます。
特に印象に残ったのが、お客さんの声に対する考え方でした。
田中さんにとって、よいお客さんとは、褒めてくれる人だけではないそうです。甘さについての指摘など、率直な感想も受け止めながら、パンの配合を調整してきたとのこと。
お客さんが食べて感想を伝え、それを次のパン作りに生かす。長く親しまれてきた味の背景には、お店と地域の人たちとの積み重ねがあるのですね。
ものづくりを楽しむことも大切にされている田中さん。こうした話を知ると、店頭のパンが、毎日の暮らしや人とのつながりの中で作られていることを感じます。umibenokurashi.jp

入野海岸近くのドライブで立ち寄りたいパン屋さん
「パンの店」は、黒潮町の海沿いを巡るドライブやツーリングの途中にも、立ち寄り先として覚えておきたいお店です。
入野海岸にほど近いため、パンを買って海の景色とあわせて楽しむのもよさそう。天気のよい日に、波の音を聞きながらお気に入りのパンを食べる時間を想像すると、それだけで少し楽しみになります。
もちろん、持ち帰って翌朝の食卓で味わうのもおすすめです。今回の僕にとっては、しっとりもちもちの食パンを家でも楽しめたことが、訪問後まで続くうれしさになりました。
公式サイトでは朝7時からの営業と案内されています。ただし、パンの種類や在庫は訪問時によって異なります。特定のパンを目当てにする場合は、事前にお店へ確認すると安心です。

パンの店の住所・営業時間・定休日
| 項目 | 店舗情報 |
|---|---|
| 店名 | パンの店(焼きたてパン&ケーキ パンの店) |
| 住所 | 高知県幡多郡黒潮町入野2593-10 |
| 電話 | 0880-43-4332 |
| 営業時間 | 7:00〜19:00 |
| 定休日 | 日曜日 |
| 駐車場 | あり |
営業時間や定休日は黒潮町観光公式サイトの掲載情報です。臨時休業なども含め、訪問前に最新情報をご確認ください。黒潮町観光公式サイト

控えめな外観の向こうにある、毎日食べたい美味しさ
黒潮町の「パンの店」は、飾らない店構えの中に、また食べたくなるパンがあるお店でした。
特に気に入ったのは、一斤250円だった食パン。しっとりもちもちの美味しさと、毎日の食卓に取り入れやすい価格が印象に残っています。
黒潮町でパン屋さんを探している方は、「パンの店」を立ち寄り先の一つにしてみてください。見た目だけではわからない美味しさに出会えるかもしれません。
小さな幸せ探します。
また、まっちゅうきね。


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