北海道・美瑛の「青い池」は、曇りの日でも本当に青く見えるのだろうか。写真で何度も見ていた景色を、今度は自分の目で確かめたくなった。
こちらカフェ山、今回は北海道遠征編。いつもの高知から遠く離れ、嫁氏と一緒に秋の美瑛を訪れた。目の前に広がったのは、青い水面と立ち枯れの木々、そして空まで映し込む静かな水鏡。青いソフトクリームも含めて、景色も旅の小話も忘れられない場所になった。
美瑛の青い池へ。まず驚いたのは観光客の多さ
今回訪れたのは、北海道美瑛町の白金青い池。現地に着いて最初に驚いたのは、観光客の多さだった。写真で見ていた静かな風景と、実際に訪れる人の多さ。その違いも、現地に来て初めて分かることだ。
けれど、池を見た瞬間に納得した。みんな、この青に会いに来たんだな。
水の中から伸びる立ち枯れの木々が、青い水面に独特の表情をつくっている。鮮やかな色だけではなく、木々の姿や周囲の風景が重なって、ひとつの景色になっているのが美しい。
高知でも川や湧水の美しさを見てきたけれど、ここで出会った青は、また違った印象だった。旅先でしか出会えない景色を前にすると、遠くまで来た実感が湧いてくる。

青い池は曇りでも青い?実際に見た答え
訪問時は雲があり、ずっと晴れ渡っていたわけではない。それでも、目の前の池は確かに青かった。
「青い池は、やっぱり青かった。」
つい、そんな言葉が出てくる。名前のとおりなのに、実物を見ると改めて驚かされる。不思議な青さは、写真で知っているだけでは伝わりきらないものだった。
美瑛町観光協会によると、青い池の色は、成分の異なる河川が混ざり、水中の微粒子によって光が散乱することなどに関係しているとされる。単に青空が映っているだけではない。ただし、雪解けや大雨の後には濁り、青く見えないこともあるという。biei-hokkaido.jp
つまり、今回曇りでも青く見えたからといって、どんな日でも同じ色になるわけではない。天気予報の晴れマークだけでは分からない、その日の水と光がつくる景色なのだと思う。
これから訪れる人には、「曇りだから青くない」と決めつけず、その日の池の様子を確かめてほしい。僕にとっては、雲のある空の下でも、十分に印象に残る青だった。

風のない水面は鏡のよう。空と木々が重なる絶景
今回、青さと同じくらい心に残ったのが、水面の静けさだった。風がなく、池はまるで鏡のようになっていた。
立ち枯れの木々だけでなく、周囲の木々や雲、雲の間からのぞく青空まで、水面にくっきりと映っている。水の青と、空の青。その二つが重なることで、景色に奥行きが生まれていた。
池から伸びる木と、水面に映る木。目を向けると、上下にもうひとつの世界が続いているようにも見える。色づき始めた周りの木々も加わり、秋らしさを感じる風景だった。
これは、つい撮り続けてしまう。
青い部分を大きく写したくなるけれど、空や木々の映り込みも入れると、現地で感じた静けさまで残せる気がする。水の色に注目する写真と、周囲の景色を含めた写真。両方を撮っておくと、後から見返す楽しみも増える。
ただ、鏡のような反射は今回の訪問時に見られたもの。風が吹けば水面の表情も変わる。青い池では、色だけでなく、そのときの水面の様子にも目を向けたい。

青いソフトクリームは懐かしいソーダバーの味
池の景色を楽しんだ後、気になったのが青いソフトクリームだった。池を見て、今度は青いソフト。旅先らしい見た目で、これは写真にも残したくなる。
ところが、買おうとして気づいた。
財布を持ってきていなかった。
ということで、今回は嫁氏に買ってもらった。絶景を見られて、ソフトまでごちそうになる。ありがたい旅だ。
ひと口食べると、僕には懐かしいソーダバーのような味に感じられた。青い見た目から想像していた爽やかな印象と、記憶にあるアイスの味が重なる。景色の後に食べるものまで青いというのが、なんとも楽しい。
ただ、北海道はやっぱり寒い。その中で食べるソフトクリームは、なかなか冷える。美しい景色を前にしても、食べている間は冷たさをしっかり実感した。
池の青さも印象的だったけれど、後から思い出すのは、こういう小さな出来事だったりする。嫁氏に買ってもらった青いソフトも、今回の旅の大事な一場面になった。

秋の木々と雪の山。北海道で感じた季節の違い
池の周りでは木々が色づき始めていた。一方、見上げた山は雪で白くなっていた。近くには秋の色があり、山の上にはもう冬の気配がある。
同じ景色の中に、二つの季節が見えるようだった。
高知から来ると、こうした季節の進み方の違いも旅の発見になる。いつもの暮らしの感覚で出かけてくると、北海道の寒さには驚かされる。
僕が訪れたときも、景色を眺めたり撮影したりしていると、寒さを感じた。秋の青い池をゆっくり楽しむなら、羽織れる上着を用意しておくと安心だと思う。撮影に夢中になると、その場にいる時間はつい長くなる。
紅葉の進み具合や山の雪は、訪問日によって変わる。今回見られた秋と冬の組み合わせも、この旅で出会えた風景として心に残しておきたい。

青い池観光は時間に余裕を。アクセスと混雑の目安
美瑛町観光協会の案内では、青い池はJR美瑛駅から車で約20分。レンタカーで美瑛を巡る際にも、旅程に組み込みやすい場所だ。
一方、同協会は晴れた日の13時から15時ごろを特に混雑する時間帯として案内し、午後の渋滞を避けるために午前中の移動を勧めている。現地で観光客の多さを実感した僕としても、移動や撮影には余裕を持ちたいと思った。biei-hokkaido.jp
駐車場の利用時間や料金などは、出発前に公式情報で確認しておくと安心。予定を詰めすぎず、池の前で少し立ち止まれる時間を残しておきたい。

青い池は、自分の目で見に来てよかった
曇りでも青かった水面。鏡のように映った空と木々。色づく秋の景色と、雪で白くなった山。そして、嫁氏に買ってもらった青いソフトクリーム。
美瑛の青い池は、写真で知っていた場所から、自分の思い出がある場所になった。
同じ青い池でも、訪れる日の天気や風、水の状態によって印象は変わる。その日の景色に出会うこと自体が、旅の楽しみなのだと思う。
こちらカフェ山、北海道でも小さな幸せ探します。
また、まっちゅうきね。


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