高知県南国市で、少し変わった名前のお店を見つけました。
その名も「魔女の台所」。
場所は南国ビジネスホテルの1階です。
ホテルの中にあるレストランと聞くと、宿泊者向けの落ち着いた食堂を想像するかもしれません。しかし、入口に置かれた手書きの看板には、しっかりと「魔女の台所」の文字。
いったい、どんな料理が出てくるのだろう。
少し不思議な店名に誘われ、今回は嫁氏と一緒にランチを食べに行ってきました。
南国ビジネスホテル1階にある「魔女の台所」
魔女の台所があるのは、高知県南国市篠原の南国ビジネスホテル1階です。
お店の前には手作り感のある看板やメニューが置かれ、初めて訪れる人でも入口を見つけやすくなっています。
店内は広々としており、大きな窓から明るい光が差し込みます。ホテルのレストランらしいゆとりがありながら、どこか家庭的で親しみやすい雰囲気です。
かしこまったレストランというより、気軽に立ち寄れる町の食堂やカフェに近い空気を感じました。
そして、このお店の楽しみは料理だけではありません。
窓の外には、とさでん交通の路面電車が走っています。
食事をしながら路面電車がゆっくり通り過ぎる様子を眺めていると、次の電車が来るのを、つい待ってしまいます。
高知の日常風景を眺めながら食事を楽しめることも、魔女の台所ならではの魅力です。

親子で営む温かなレストラン
魔女の台所は、店主さんと娘さんが親子で営んでいるアットホームなお店です。
実際に訪れて特に印象に残ったのが、お二人の感じのよさでした。
初めてのお店では、料理がおいしくても少し緊張してしまうことがあります。しかし、こちらでは親しみやすく温かな接客のおかげで、自然と肩の力が抜けました。
料理を作る人の顔や人柄が感じられると、その一皿は単なる食事ではなくなります。
大きな店にはない距離の近さ。
親子で台所に立ち、お客さんを迎える姿も、このお店の大切な味の一つなのかもしれません。

品数たっぷりの日替わりランチ
今回、嫁氏と注文したのは「日替わりランチ」です。
この日のメイン料理は「豚肉とさつまいもの油淋ソース」でした。
豚肉のうまみに、香味野菜の風味を感じる油淋ソース。そこへ、ほっくりとしたさつまいもの優しい甘さが加わります。
ご飯が進む味つけでありながら、さつまいもが入ることで、どこか家庭料理らしい温かさも感じられました。
しかし、魔女の台所の日替わりランチの魅力は、メイン料理だけではありません。
大きな丸いトレーの上には、ご飯とメイン料理に加えて、唐揚げ、春巻き、ひじき、酢の物など、さまざまな料理が並んでいました。
少しずつ、いろいろなものを食べられる。
これはうれしい。
一つひとつのおかずを順番に味わっていると、まるで、おいしいものを集めた宝箱を開けているような気分になります。
ボリュームがあるだけではなく、野菜や海藻なども取り入れられ、食事全体のバランスが考えられているのも印象的でした。
しっかり食べたいけれど、いろいろな料理も楽しみたい。
そんな人にぴったりの日替わりランチです。

試験管のような容器に入ったドレッシング
料理が運ばれてきたとき、特に目を引いたものがありました。
オレンジ色のドレッシングが、試験管のような細長い容器に入っていたのです。
これをサラダに注ぐ姿は、まるで魔女が秘薬を調合しているようにも見えます。
なるほど。
ここは確かに「魔女の台所」だった。
店名を看板だけで終わらせず、料理の見せ方にも遊び心を取り入れているところが楽しいです。
動画や写真でも印象に残りやすく、思わず誰かに話したくなる仕掛けでした。
ただし、お店の正式な店名の由来については、今回直接確認できていません。
試験管のような容器や手書きのメニューなどから、訪れた人がそれぞれに「魔女の世界」を想像できる。そんな余白も、このお店の面白さだと思います。

手作りの温かさを感じる料理
魔女の台所のランチを食べて感じたのは、料理の品数だけではありません。
一品一品に、手作りらしい温かさがあります。
メイン料理を一皿出して終わりではなく、その周りに小さなおかずをいくつも添える。
そこには「せっかく来てくれたなら、いろいろ食べてもらいたい」「お腹いっぱいになって帰ってほしい」という気持ちが表れているようでした。
派手な演出や高級食材とは違う、日常の中で食べたくなる料理です。
しっかりとした味のメイン料理を食べ、途中で酢の物やひじきに箸を伸ばす。それぞれの味が変化するため、最後まで飽きずに楽しめました。
家庭的な料理が好きな人や、品数の多いランチを探している人には、特におすすめしたいお店です。

食後まで続く「魔女の魔法」
お腹いっぱいになって窓の外を見ると、また路面電車が通り過ぎていきました。
料理がおいしかった。
店主さんと娘さんも、とても感じがよかった。
そして、路面電車を眺めながら嫁氏と過ごした時間も心地よかった。
お店を出る頃には、お腹だけでなく心まで少し満たされていました。
魔女と聞くと、不思議な呪文や怪しげな薬を想像します。
しかし、この店でかけられたのは、そんな魔法ではありません。
温かな料理を食べて、自然と笑顔になる。
もしかすると、それが「魔女の台所」の本当の魔法なのかもしれません。

魔女の台所の店舗情報
- 店名:魔女の台所
- 所在地:高知県南国市篠原930-1
- 場所:南国ビジネスホテル1階
- 主なメニュー:朝定食、日替わりランチ、ディナー、スムージーなど
- 駐車場:ホテル前および北側に駐車スペースあり
営業時間や定休日、メニュー、価格は変更される場合があります。訪問前に、お店の公式Instagramなどで最新情報を確認してください。
まとめ|南国市で温かな日替わりランチを楽しむなら魔女の台所へ
高知県南国市の「魔女の台所」は、南国ビジネスホテル1階にある親子経営のアットホームなレストランです。
品数豊富な日替わりランチ、試験管のような容器に入ったドレッシング、店主さんと娘さんの温かな接客。そして、窓の外を走る路面電車。
料理のおいしさだけではなく、そこで過ごす時間そのものを楽しめるお店でした。
南国市でボリュームのあるランチを探している人、小さなおかずをいろいろ楽しみたい人、家庭的で温かな雰囲気のお店が好きな人には、ぜひ訪れてほしい場所です。
ホテルの1階にいた魔女がかけてくれたのは、お腹も心も満たしてくれる、優しい魔法でした。
また、まっちゅうきね!


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